合気道覇天会は、合気道の核となる原理「相手の力を利用する」を深く追求し、その上で打撃技(突き・蹴り)とその捌き、顔面への手刀といった実戦的な技術を取り入れた「フルコンタクト合気道」を展開しています。
合気道の開祖・植芝盛平翁は、実戦において打撃(当て身)の重要性を示唆していました。しかし、現代においては、合気道の簡略化や健康法としての側面が強調される中で、実戦的な打撃技術が軽視される傾向があります。
合気道覇天会は、合気道が本来持っていた実戦性に焦点を当て、現代社会における不意の攻撃への対応力を養成します。創始者の教えに基づき、打撃とその捌きを稽古の中心に据え、いかなる状況下でも身を守る術を磨きます。
相手の攻撃を受け流すだけでなく、状況に応じて打撃を繰り出し、制圧することも視野に入れます。受けと攻め、柔と剛を融合させた「現代に活きる、実戦合気道」を目指します。
打撃を取り入れながらも、「相手の力を利用し、最小限の力で制する」という合気道の根本理念は揺るぎません。打撃の応酬においても、相手の力の流れを読み、体捌きと呼吸力で捌き、崩し、急所への的確な当て身や投げ、抑えに繋げる技術体系を追求します。
合気道覇天会では、安全性を確保した上で実践的な攻防を行うため、以下の対策を講じています。
武道未経験者や体力に自信のない方も歓迎しており、稽古を通じて基礎体力や運動能力の向上を図ることができます。
合気道覇天会では、随時見学を受け付けています。道場の雰囲気やフルコンタクト合気道の様子、そして合気道の理合を直接ご確認ください。
「当て身七割」の教えを現代に体現し、「相手の力を利用する」合気道の真髄を探求する。それが合気道覇天会の目指す道です。